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2009/04/21 23:03 こゆび44

★舞台★『ムサシ』埼玉前楽

~4月18日ソワレ・彩の国さいたま芸術劇場にて~


とうとう『ムサシ』最後の観劇となってしまいました。約2ヶ月間…長かったような、あっという間だったような…。
もう埼玉公演も残すところあと2回となっていましたので、3月初旬に観たものよりは随分とこなれてきた感じがございまして。私が観劇した中では一番のお気に入りの『ムサシ』となりました。

今回一番印象に残ったのは5人6脚のシーン。公演を重ねる度にエスカレートしてきたのでしょう…この回は藤原さんが途中でセリフを言えなくなってしまいました(汗)。武蔵が小次郎をさんざんコケにするところなのに、待っても待っても武蔵の口から言葉が出て来ない…。両足が地に付くほど開かれて、下を向いたまま(目は固く閉じられていたように思われます)の状態です。観客ももうリピーターが多かったようで、段々と武蔵のただならぬ(?)状況に気付き始め、笑いが起きています。宗矩にさんざん頭を叩かれても、まだ武蔵は沈黙したまま…。とうとう小次郎は一瞬笑顔を見せてしまいました。これはもう素の笑顔ですね。この時の小栗さんの笑顔…カワイかったなぁ…(失礼)。
で、これ以上いくら待っても武蔵から罵倒の言葉が出て来ないだろうと判断したのか、とうとう小次郎は「黙れっ!」と劇を進めてしまいました。暫しの沈黙の後の「黙れっ!」ですからね…。もうここは観客も笑ってごまかしてあげるしかないでしょう…。あまりの痛さ(?)にセリフを忘れてしまったのか…。とても言葉を発する状態ではないところまで行ってしまったのか…。いずれにせよ、あのような藤原さんを見るのは初めてでした…。

人類がこの世に誕生してどれほど長い時が経っているのか、正確にはわかりませんが、太古の昔から現代まで…この気の遠くなるような長い年月の間、単純なことだけれど未だに人間が乗り越えられないことを、軽いタッチと笑いで見せてくれた舞台だと思いました。このある意味永遠のテーマを、ものを創る方達は、皆さんそれぞれ色んな形で映し出そうとするわけですが、時にはあまり硬くならずに、こんな風に考えていくのもいいのではないか…と、私は感じました。
藤原竜也さんの武蔵、小栗旬さんの小次郎。この2人が共演するのなら、やはり逆のキャストは考えられないように思えます。でも、藤原さんがあのお茶目な小次郎を演るのも観てみたいのでございます。本当に観てみたいのです。機会があれば、誰かもっと年上の役者さんを武蔵役において、いつの日か藤原小次郎を…なんて夢想するのも楽しいことでございます。


前楽とは思えないあっけない(?)カーテンコールが終わって、私の『ムサシ』観劇は全て終わったのでした…。今回、カーテンコールには恵まれなかったなぁ…。


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2009/04/07 22:39 こゆび44

★舞台★『ムサシ』3回目

~4月4日マチネ・彩の国さいたま芸術劇場にて~


※ネタバレがありますので、ご注意下さい。


『ムサシ』3回目の観劇でございます。
劇場に入ると、黒い緞帳に白く浮かび上がった“ムサシ”の文字。幕開きの音楽が好きです。5人6脚もタンゴも、流れるその和の旋律からは想像出来ません。力強い正統派の音楽で、これを聞くともうワクワクしてきます。
もう埼玉公演も中日を過ぎて、お芝居もだんだんこなれてきて、皆さん色々と膨らませているように感じられました。特に鈴木杏さんのメリハリが強くなってきたように思います。

今回、他の役者さん達がひょうきんな表情を見せる中、藤原さん演じる武蔵の表情は、比較的に落ち着いたそれであると思います。眉間を寄せ、何となく1歩引いて他の人達を呆れ顔で見ているような場面が多くて。時折見せる愉快な表情も大人テイストだと思います。あ、例の不可解な笑顔は別として…。でも小次郎との絡みでは、ちょっと違うかも知れませんが、漫才の突っ込みとボケのような感じになって。武蔵は専ら突っ込みを担っているのですが、なので武蔵の突っ込みで小次郎のお茶目が生きてくるように思えます。巧く突っ込まないとボケは死んでしまいますものね。今回はこのコンビが絶妙に機能している感じでございます。

この日の5人6脚では、平心が舞台から落ちそうになって、小次郎が一生懸命支えていました。計算でやっているかどうか定かでありませんが、思わず声を上げてしまいましたよ…。
こんなバカ笑いの中で、武蔵が時々聞かせてくれる低く響く声にはしびれます。こんな声色の芝居は藤原さんの魅力の1つです。禅を組んでいる武蔵の姿もサマになっています。そして歩行禅のシーン。両手をオヘソの上当りで合わせ、少し俯き伏し目で歩いている武蔵の姿は何故か女性のような可愛らしさがありまして…(汗)。その横顔の美しさは、女性陣二人を抜いて出演者の中で一番!
物語りも大詰めに近づいた武蔵と小次郎の勝負のシーンで、亡霊を次々と斬っていく時の武蔵の目は激しいものですね。小次郎と対峙する時よりも激しくて…。その中には得体の知れないものに遭遇した恐怖も混じっているからなのでしょうか…。
最後の最後、彷徨う亡霊達の成仏のために、刀を鞘に収める武蔵はキマッています。ツカツカのツツツ…よりも武蔵らしいです。あの構え(と言うのでしょうか…)あの武蔵の姿が私的には一番キマッているように感じます。

マチネとソワレの違いなのか…今回はこれまでと観客が笑う場面が微妙に違っていました。不思議な感覚でございました。


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2009/03/26 23:09 こゆび44

★舞台★『ムサシ』2回目

~3月21日ソワレ・彩の国さいたま芸術劇場にて~


※ネタバレも含みますので、物語の詳しい内容を知りたくない方は読まないで下さい。


『ムサシ』2回目の観劇でございます。
白石加代子さんや吉田鋼太郎さんのベテラン勢はさすがで…本当に何でもこなしちゃうんですねぇ。鈴木杏ちゃんの能などは、聞いていると、母親のような年齢ゆえに…ちょっと心配になってハラハラしてしまうのですけれど。ベテランのお二人は、余裕余裕。この舞台では、能はどちらかと言えば、笑いの小道具のように使われていると思うのですが、ちゃんと笑う能を聞かせてくれるのです。
そして私が一番好きなのは平心役の大石継太さん。お顔が(名前を思い出せないのですけれど)ある俳優さんに似ていて、役柄に合ったとても柔らかい雰囲気があります。ちょっとおとぼけていて、ちょっと情けなくて…。この方なしの『ムサシ』なんて、きっととても味気ないものになっていたでしょうね。

2回目ですので、ストーリーがわかっていますから、また楽しみ方が初日とはちょっと違ってきます。自分の好きなシーンのための心構えみたいのが出来るんですよね。
武蔵と小次郎…。いつも藤原さんの舞台では、やはりファンですので、セリフを言わず受身のような時でも、藤原さんばかり目で追っているような時がありますが(汗)、今回は小次郎の方についつい目が行ってしまう時があります…。これは理屈抜きで、ブレイクする人が持つ特有の華がそうされるのだと思います…。

さて藤原さん。時折、セリフを発する時に顔が赤くなります…。他の人達は叫ぶような時でも赤くならないのに。藤原さん一人で赤くなって…。声は渋くて素敵なのですが…。まぁ別に大したことではないんですけれど。それよりもお髭を伸ばしておりまして…(もう剃ったようなことも言われてますが)、この日は随分と濃くなっておりました。武蔵の役作りのために伸ばしたのかどうか定かではありませんが、もしそうだったら、稽古が始まった時に伸ばし始めて、初日から生やしておいた方がよかったような…。前回の涼しすぎる武蔵が藤原さんらしくて結構良かったので、まぁ今は生えていないようですから、どうかこのまま爽やか武蔵(?)を貫いて欲しい思いでございます。その方が、藤原さん特許の武蔵として後世に残っていくのではないかと…ボソボソ…。決して私は髭を生やした藤原武蔵がおかしいとは思っておりません、念のため。
この舞台の1つの見せ場(?)の5人6脚のシーン。私も大好きなシーンの1つですが、ああ言ったものは、演じる方は恐らく回を重ねるごとにどんどんエスカレートしていくのでしょうね…。激しくなればなるほど、観客は楽しめますが、どちらかと言えば身体の堅い藤原さん…怪我などなさらぬよう…。
あ、私のお気に入りの武蔵のセリフが変わっていました。白石さん演じる木屋まいの正体を小次郎に伝える時のセリフ。「ただの嘘つきなオバサンなんだよっ!」が「ただの嘘つき女なんだよっ!」となっていました。たとえ役柄上と言えども、たとえセリフと言えども、白石さんを“オバサン”呼ばわりする藤原さん…面白かったのになぁ…。観客の笑いもとっていたのになぁ…。残念だなぁ…。
もう1つ、舞台が暗転していく中で、武蔵の顔だけにスポットが当って…。あの時の武蔵の笑顔…。あれな何なのでしょうか??実はまいの正体を見事に見破っているのですが…。そんなキレ者・武蔵とは思えない能天気なたわけ者の笑顔なんですけれど…。この笑顔に騙されました…。好きなシーンの1つです。

私の初日から2週間経っていましたが、劇的に変化したようなところはなかったように感じました。次はどんな『ムサシ』になっているでしょうか。
カーテンコール、藤原さんも小栗さんも、芝居中に見せてくれる楽しい表情とは違って、いたって落ち着いた表情。あまりはじけた笑顔は見せてくれません。杏ちゃんはとても素直な笑顔を見せてくれるのだけれど…。


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2009/03/12 22:36 こゆび44

★舞台★『ムサシ』私の初日

~3月7日ソワレ・彩の国さいたま芸術劇場にて~


※ネタバレも含んでしまうかもしれませんので、詳しい内容を知りたくない方は読まないで下さい。


またまた暫しの間ファン休業状態でありましたが、藤原さんの舞台が始まりましたので、戻って参りました。今回は小栗旬さんとの『ハムレット』以来約6年ぶりの共演でございます。『ハムレット』では絡むことがなかった二人ですが(キスシーンはありましたけれど…)、宮本武蔵と佐々木小次郎の役でがっぷりと四つに組むわけです。ワクワクしながら行って参りました。

藤原竜也さんと小栗旬さん、演技の競演もそうですけれど、全てを包括すれば、色んな意味での美の競演という感じがして、楽しませてもらいました。また2人だけに限らず、出演者の動きを見ていたら、日本の所作とはかくも美しいものかと、日本人として誇りに思えました。
井上ひさしさんの新作の戯曲で巌流島の後の2人を描くと言うことでしたので、一体どんな話になるのだろうか…と、色々と想像はしておりましたが、最後に“そう来るのか~”と予想外の展開でした。面白くて可笑しくて、何度も声を出して笑ってしまい、武蔵と小次郎がコメディの中に存在することもアリなのかと、自分の想像力の限界をまざまざと知らされました…。
同じ舞台の空間で、片方のグループはコメディを演じ、もう片方のグループはシリアスを演じているような場面もありましたが、コメディとシリアス、この2つが同時に現れると、シリアスはコメディに染まり、全ては愉快なものになるものだと思いました。これは私個人の趣味なのかも知れませんが、人間は本質的に笑いたいものなのかも知れません。

小栗さん演じる小次郎の構えはどれも格好よくキマッており、立ち姿がとてもキレイでした。でも、こんな小次郎アリ??と言うほどお茶目(?)でかわいい表情を見せてくれ、最後には“こんな小次郎の方が好きかも…”と感じてしまいました。今回の『ムサシ』においては、私は小次郎ファンです。
そして藤原さん演じる武蔵。一番最初に藤原さんが宮本武蔵を演じると知った時、ファンでありながら、無謀ではないか…、と不届きな考えをおこしてしまいましたけれど…だってイメージがあまりにも違うではないですか。でも実際に舞台を観てみたら、不思議と違和感はなく、この物語の中の武蔵像に嵌っていたと思います。あまり自分の持っているイメージに執着して忌んでしまうのはもったないことですね。
藤原武蔵も切れの良さ(欲を言えば、もうちょっと姿勢がいいといいのですが…)と、滑稽な表情と両面を見せてくれましたが、でもその滑稽さは、小次郎よりもどことなく大人で落ち着いていて、そこは武蔵の威厳を残していたのでしょうか…。小次郎と対峙する時のやたらに睨みを強調していない武蔵にしては涼しすぎる目や殺陣なども素敵ですが、私が一番しびれたのは、たすきを掛けるシーンだったりします…(汗)。別に特別なことはせず、普通にたすきを掛けるだけなのですが…。まぁこれは私の風変わりな趣味の1つなのだと思います…。あ、武蔵の能も聞いてみたかったなぁ…。これはちょっと残念でした。

他の出演者のことなど、まだ感じたことは沢山ありましたが、これは1回目の観劇。これくらいにしておきます。
カーテンコールは3回でした。満面な笑顔ではありませんでしたが、それなりの(?)笑顔は見せてくれました。
余談ですが、私…暫くタコは食べれそうにないかも…。


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2008/06/24 11:54 こゆび44

★舞台★『かもめ』私の初日

~6月21日ソワレ・赤坂ACTシアターにて~


藤原竜也さん出演の舞台『かもめ』の1回目の観劇でございます。
劇場が赤坂ACTシアターだと知った時、『エレファントマン』の時のあの半端でない観辛さを思い出して憂鬱だったのですが、改造されて随分と観やすくなっておりました。ただロビーはもの凄い混雑になりますけれど…。

さて『かもめ』。セットはとてもシンプルなもので、観客の感情喚起を促進するような効果音的な音楽もあまり使われていないので、役者さん達が頑張らないと睡魔に襲われる観客がいるかも…。と言うか、私の周りだけでも寝ている人達が何人かチラホラ…。
戯曲を読んだ時、作者の「これは喜劇である。」と言う言葉がどうにも納得出来なかったのですが、不思議なもので、役者が動いて文字に音声が入ると、ちゃんと笑えるのですねぇ…これが。但し作者は第4幕も喜劇と考えているようですが、4幕だけは私は何処にも喜劇性を見つけることは出来ませんでした。前半はわかるような気がするのです。恋も夢も生きることも人間が真剣になればなるほど、俯瞰すれば滑稽であると言うことが。また、どんなに悲惨なことにあっても、「…さし当たって…笑おうか…」と言った泣き笑いの精神もわかるような気もします(←私には出来ませんが…)。でも4幕だけは…それが見えないような…と言うか、ラストがそんな泣き笑いの思いを全て裏切ってしまうような…そんな感じがしました。これは私という人間が、まだまだそこまで達していないと言うことなのでしょうかねぇ…。

藤原さんのトレープレフ。私が想像していたトレープレフよりも随分と感情が流れているトレープレフでしたが、藤原さんの演技は1回観た限りでは特別新鮮なところはなかったように私は感じました。まぁそれだけそつ無くこなしていたと言うことでしょうけれど。
製作側は、トレープレフを主役に持ってきたようですが、私にとってこの物語の主役はトレープレフではないのです。誰に重きを置くか…これは観る人によって違ってくると思うのですが、私にとっての主役は…う~ん…ニーナでしょうか。なので藤原さんのファンでありながらも、トレープレフから目が離れてしまう時が何度もありまして…。かなり見逃しているところがあるような…。次回はしっかりとトレープレフを観察してこようと思います。

そして、今回の舞台で私の一番のお気に入りはカーテンコール。何だか懐かし~い匂いのするカーテンコールでございまして。音楽も派手なパフォーマンスもなく、ただ役者達が真摯に頭を下げるだけのカーテンコール。わけがわかりませんが「う~ん、演劇だ~。」と満足してしまいました…。


※コメントをいただいておりますが、お返事は後ほど。


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