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2008/03/18 23:03 こゆび44

★舞台★『身毒丸 復活』2回目

~3月15日ソワレ・彩の国さいたま芸術劇場にて~


『身毒丸 復活』の2回目の観劇でございます。
白石加代子さんの怪演(?)ぶりにやられます。なのでカーテンコールの白石さんの笑顔を見ると、あぁ普通の人なんだ(失礼)とホッとします…。
表情からも一目瞭然なのですが、声色だけでも撫子の心の動きが手にとるようにわかるような心持ちになります。一度でいいから子宮の中で子を育みたいと言う渇望、妻として扱われない失望、母親になろうとする焦燥、そして身毒丸に対する女としての愛憎…。撫子だけは白石さんの他に考えられないと思ってしまいます。もう80歳になってもやっていただきたい…。
撫子の私の一番好きなシーンは「か~ごめ♪か~ごめ♪…」のところ。身毒丸が亡き母の顔を見たいと、後ろの正面を振り返った時…“なんでアンタがそこにいるのよーーっ!?”てな具合に撫子が立っていた。あの撫子の「ふはははは~」と、してやったりの笑いが好きで、一番最初に観た時は笑っちゃったのですが…。誰も笑っていなかったので(汗)、ここは笑っちゃいけないところなんだ、と慌てて笑いを引っ込めた覚えがあります…。私の感覚がずれているのかも知れませんが、あそこは面白い!と、思うんですけれどねぇ…。

藤原竜也さんの声の良さは御墨付きですが、『身毒丸』に関しては、私はセリフのないシーンの身毒丸が好きなのです(気になるのが食事シーンの「おまえはまだ子供だからね、沢山食べなくちゃいけないよ。」と言う台詞回し。あれ、もうちょっと日常の1コマ的に言って欲しいのですが…)。撫子が初めて家に入り込む場面で、着物をバサッとやった時の驚きの表情とか、家族合わせのシーンのほんの一瞬の間だけれども、せんさくを見る優しい眼差しとか、髪切り虫を嬉しそうに見ている表情も好きです。ファイナルの時はちょっとため息交じりの憂い顔で見ていましたが、復活版はストレート。特に舞台に片頬をつけて髪切り虫を見つめている笑顔は大好きですね。あ、穴に落ちて行った後、立ち上がる時の寄り目(笑)もお気に入りです。変わって後半の呪いのシーンからせんさくを犯すまでの、もう人間やめましたと言った感じの夜行性野性肉食動物のような眼には釘付けになります。この辺りから私も何処か別の所へ行っちゃっていますけどね…。そしてラスト、廃屋となった家の中で独り家族合わせをしている、悟ってしまったような寂寥感に満ちて、でもある種穏やかな表情…。などなど挙げていたらキリがないのですが…。
そう言えば、「お母さん、もう一度僕を妊娠して下さい。」が復活版は柔らかい感じになっているような気が致します。前は若さにまかせて突入!と言う趣がしたのですが、今回は撫子の羊水の中で心地よく浮遊している感じ…かな。藤原さんの思いに何か変化があったのでしょうか…。

撫子と二人寄り添いながら、怪異な人達に交じって舞台の奥へ消えていく身毒丸の後姿を見ると、あぁもう終わってしまうのだなぁ…と途端に寂しくなります。何度観てもこの喪失感は忍びないです…。
でも、カーテンコールの藤原さんの笑顔を見ると、また元気になるんですけどね。


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