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2008/05/25 21:44 こゆび44

鈴木先生(仮名)の悲劇

過日『東京大空襲』というドラマを見ていた時に、ある先生のことを思い出しました。
私が以前住んでいた町も、あのドラマ程の凄惨なものではなかったと思いますが、空襲はあったそうです。私達の町よりも、隣町が酷かったようで、命辛辛こちらの方へ逃げて来た人達が沢山いたそうでございます。
父や伯父達は静岡の方へ疎開に行っており、東京に残っていたのは祖父だけだったのですが、空襲で非難した後我が家に戻ってみたら、家は焼けてはいなかったのですが、祖父が言うには「半分潰れていた。」…だったそうです…-_-

で、今回の主役の鈴木先生(仮名でございます)。鈴木先生とは、私が幼児の頃から通っていた掛かり付けのお医者さんです。戦時中先生は戦地に赴いていたのか、疎開へ行っていたのか、そこら辺のことはよく覚えていないのですが、兎に角先生御一家は当時、自宅をそのままにして東京を離れていたのでございます。
あの戦中と戦後の混乱と言うものは常軌を逸していたようで、焼け出された人達やら、何処かよそからが流れて来た人達やら、そんな様々な人達が空地や空家などを根城にして、その内に自分の周りにロープなんぞを張ったりしまして、「ここは僕のものっ!」と言うように、勝手に自分の所有地にしてしまうこともあったそうです^^;
終戦を迎え、先生一家が自宅に帰って来ると、自分の所有している空地に、知らない人達が住み着いていて、「ここは私の土地だから。」と追い出そうとしても、「証拠はあるのか?」と言う具合で、全く話にならなかったそうです。証拠などと言われても、あの混乱の中、そんな権利書など燃えてしまったか、どこか吹っ飛んでしまったのか…影も形もないわさぁ…。
結局鈴木先生は、空襲で変わり果てた自分の家だけは死守出来たものの、残りの土地は全部流れて来た人達に取られてしまったのでございます…T_T それでも“命あればこそ”と当時は諦めもついたようですが、戦後の復興も終わり生活が安定してくると、きっとその時の悔しさが甦ってきたのでしょう。まだ小学生だった私にまでそんな話を聞かせたのでございます。
当時は土地の重みと言うものをよく理解していなかったため、先生の無念さを本当の意味ではわかっていなかった私ですが、今はわかりますよ、本当にわかりますよ…鈴木先生…。
あれからまた何十年か経ち、時代はバブルを迎えたわけですが、駅に近い町の一等地にある先生の家の付近は、地価がそれはそれは高騰しておりました。もうその時には先生は亡くなられておりましたが、きっと天国で歯軋りをしていたことでしょうねぇ…。

ちなみに、どさくさに紛れて自分のものにしちゃった人達。その御子孫様達は、まだそこに当然のように住んでおられます…^^;


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テーマ:今日の独り言 - ジャンル:独身・フリー

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Comment
私は片田舎の家(最寄り駅まで3キロメートル)を手に入れるため必死に働いてきたのに
いくら戦中のドサクサとは言えそんな略奪があったなんて!!
都会の一等地はバブルがはじけたといっても今だにサラリーマンにとっては
生涯賃金を注ぎ込んでも買えるシロモノじゃない。
まして中小企業勤務の私なんて賃貸でも家賃が払いきれる場所じゃない。
そんなひどい方法でも当時略奪してしまえば今セレブ面できる!!
せめてそのご子息たちが後ろめたい思いで日々暮らしておられるなら幸いです。
四十路パート2さん> そうでしょ?酷い話でしょ…。
これも、戦争の悲劇なのでしょう…。

ま、略奪してしまった張本人達は、もう死んでしまったので、今はもう孫やひ孫の代になっているんですよ。
多分、自分の爺さんが今住んでいる場所を盗んだなんて、知らないのではないかな。
きっと、その人達の間では禁句となっていて、臨終までとぼけていたのではないかと…^^;
イヤダ、イヤダ…。
こゆびさん、こんにちは。

確かに、「取った物勝ち」の時代だったようですね。
そして、今の時代も同じような気がします。
なぜかというと、こつこつと努力して財を築いた人よりも、ちょっとだけ、から、かなり、まで悪どい事をして、また、他力本願的に財を築いた(とこの場合、築くとは言わないのでしょうが)人の方が多そうだからです。
どこかの知事も、親の七光りがほとんどで、、、自力で渡っていくのは難しい世の中なのでしょうか、、、。
カンガルーさん> う~ん…言われてみるとそうかも知れないですねぇ…。
でも、まだあの時代の方がちょっとだけ可愛げがあったような…^^;

真面目な者が馬鹿をみるような世の中になりかけていますものね。
だからと言って、悪事をやることも出来ない私…。

世襲議員…あの人達は世の中の悪の1つであることは間違いナシですね`へ´


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