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2007/11/25 21:22 こゆび44

【感想】小説『愛の流刑地』

男の人の気持ちはよくわかりませんが、“従順”と“淫蕩”この両面を持ち合わせている女性を理想とする人は多いのではないかと…この小説を読みながらそんなことを勝手に想像しておりました。

深すぎるあまりに一種変質的な菊治と冬香の愛。これまでに冬香のような情念に取り憑かれたことがない私ですが、こんな愛の姿もあるのかも知れないな…と観念ではわかる気もします。でもきっと私はこれからも“このままこの人に殺されたい”と言うような究極の恋愛を体験することはないでしょう…。
それは菊治の言葉にすると「かわいそうな人達」となるわけですが、でも私はそこそこの恋で満足です。愛によって殺されたい…なんて恋に溺れてしまったら、今度は日常の生活の方が現実ではなく異様な世界になってしまうようで。それでも日常の生活は営まなければならなので、と言うことは、異様な世界の方に長く身を置くことになるわけで…。そうしたらどんどん追いつめられて、結局破綻していくしかないと思うのですよ。

菊治の行為は殺人です。でも菊治は冬香が愛しかったから、ただただ冬香を快くしてあげたくて、冬香に求められるままに尽くした結果そうなってしまいました。でも弁護士が主張する“嘱託殺人”とも違うような気もするのです。裁判はそこら辺を理論で解決しようとします。でも究極のところで人間を動かすのは情の方だと思うのです。その極限の情を理論に嵌め込もうとしても…。公正公明と思っていた裁判にも、限界があるようです。
決して検事の女性は菊治と冬香の愛を認めようとしません。理解をしようともせず唾棄します。私は決して冬香のような情念は持っていませんが、でもせめて同性としてそれを理解しようとする気持ちだけは持っている女性でありたいと思います。
「ください…」素敵な言葉だと、女ながらもうっとりとしました。


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